

架橋ポリエチレン可塑化ペレット

電力/通信ケーブル処理の現状
導体部分の「銅」や絶縁体部分の「ポリエチレン」に関してはリサイクルされているが、絶縁体として使用されている「架橋ポリエチレン」は熱を加えても溶解せず再成型できない為、一部燃料となるものの産業廃棄物として埋立処理されていました。そこで株式会社オオハシは架橋ポリエチレンを再資源化する技術開発及び難燃シース材を用いた制振樹脂板に注目し、研究をはじめました。

オオハシの架橋ポリエチレン再資源化工程


物性データ(代表値)
製品名:リピーペレット XLーLDーA
(架橋ポリエチレン可塑化ペレット)
(架橋ポリエチレン可塑化ペレット)
単位 |
実測値 |
測定法 |
|
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MI | g/10min | 0.1-0.5 | JIS K7210-1準拠 |
引張降伏応力 | MPa | 10-16 | JIS K7162/5A/10準拠 |
伸び | % | 200-300 | JIS K7162/5A/10準拠 |
カーボン濃度 | % | 2-3 | NTT法準拠 |
ゲル分率 | % | 25 以下 | JIS K6796準拠 |
色 | - | 黒 | 目視 |
※これらの値は代表値であり、保証値ではありません。
※個別の物性値につきましてはご相談させてください。
ペレット形状 | ストランド製法 |
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荷姿 | フレコン/25㎏紙袋 |
このペレットはポリエチレンへの配合はもちろん、ゲル分率(架橋度)を少し残していますので製品の耐熱性向上が期待できます。
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